バンドワゴン効果とは?

  • バンドワゴン効果とは?

 

バンドワゴン効果のバンドワゴンとは、行列における先頭者のこと。

「バンドワゴンに乗る」というのは時流に乗るという意味ですが、そのバンドワゴンです。

 

バンドワゴン効果とは、集団心理における同調現象のひとつです。

多数派とされる情報が流されることで、その選択への支持傾向が強くなる心理効果のことです。

つまり、「多数派についていくことで、ますます多数派への支持が増す」「多数派であるものを自分もやりたい」という効果です。

これは、多数の行列が先頭者に従ってついていくことから名付けられました。

わかりやすく言うと、「勝ち馬に乗る」「多勢に与する」といった言葉です。

 

対義語としてはアンダードッグ効果があります。

アンダードッグ効果については別の記事で解説しているので、そちらを参照してみてください。

 

  • 時流に乗る

 

バンドワゴン効果はアパレル業界でよく見ます。

ファッションの流行を生み出すコツとしてバンドワゴン効果が使われています。

流行色や流行アイテムとして何かを流行らせたい時、

「今年はこれが流行!」と雑誌がいっせいに推すなどしてバンドワゴン効果を発生させています。

それだけでなく、実際に店頭で「今年はこれが流行!」と置かれたものを目にするようになるため、

さらなるバンドワゴン効果が生まれるのです。

それにより流行は作られていきます。

 

流行語などもそうです。

今年の流行語として毎年いろいろ発表されますが、流行語とされた言葉やフレーズを言うことで

「流行りに乗っているイケてる自分」というような気分になったことはありませんか?

 

小さい頃、親におもちゃをねだったことはありませんか?

その理由はだいたい「クラスで流行っているから」とか「みんな持っているから」という理由ではありませんか?

これは多数派に乗りたいというバンドワゴン効果によるものです。

 

  • 日本人にはよくある

バンドワゴン効果は集団心理における同調現象のひとつですが、

日本人にはこのバンドワゴン効果がかなりよくはたらきます。

多数派の人と同じことをしていたい、

少数派になって目立つことはしたくない、そんな心理もバンドワゴン効果によるものです。

みんながやっているから安心で安全で「正しい」ことだと思い、

その「みんな」に加わるため自分も欲しくなるのです。

日本人が流行に弱いといわれるのは、このバンドワゴン効果がよくはたらく気質だからです。

 

面白いバンドワゴン効果の例があります。

お笑い芸人のダチョウ倶楽部さんの定番ギャグですが、「どうぞどうぞ」というのがあります。

痛い目を見るのでやりたくないが、

周りが「俺がやる!」「いや俺がやる!」と手を挙げているので自分も手を挙げなきゃいけない気持ちになって手を挙げた瞬間、

「どうぞどうぞ」と譲られるというあれです。とても定番ですよね。

この「みんなが手を挙げているので自分も挙げる」というのもバンドワゴン効果のひとつです。

多くの人が選んだものは良いもののはずだ」というバンドワゴン効果による思い込みに惑わされず、

正しい情報を得ていくことが必要です。

でなければ、流行っているからといってあれこれ手を出して困ったことになってしまうかもしれませんよ?

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