バウムテスト 前編

  • この木なんの木

「バウムテスト」とはドイツの心理学者が考案した心理テストです。

バウムとはドイツ語で「木」という意味です。

バウムクーヘンのバウムです。

バウムクーヘンの由来は細やかな同心円の模様が木の年輪に似ていることからつけられたんですよ。

どういった心理テストなのか説明してしまうと読者の皆さんはきっと身構えてしまうので、

何も説明はしないまま早速やってみましょう。

 

  • やってみよう

用意するもの

・白紙(サイズはA4でもB5でもある程度の大きさがあれば自由)

・鉛筆、消しゴム

 

用意できましたか?

では、紙に「木」を1本描いてください。

写生ではないので、窓から見える街路樹なんかを描かないでくださいね。

「木」と言われてぱっと思いついた木を描いてください。

実在、非実在は問いませんし、「木って針葉樹?広葉樹?」「紙は縦向き?横向き?」「実や花は描くの?」というのも自由です。

背景や地面を描いても描かなくてもどちらでもいいですし、絵の上手い下手は問題ありません。

また、時間制限もありません。さらさらっと適当に描いてもいいですし、がっつり書き込んでも構いません。

 

描けたでしょうか?

では、読者の皆さんが気になっているであろう「これで何がわかるのか」について説明していきます。

 

  • 何がわかるの?

バウムテストは「投影法」と呼ばれる心理テストです。

投影法とは、その人が図形を見て感想を抱く時、自分の内心を投影しているのだという説に基づくテスト方法です。

普段意識しない内心が投影された回答を分析することによって、

自分のパーソナリティや無意識的な衝動や欲動、知覚パターンなどを理解することができます。

平たく言えば、あなたの深層心理があらわれるのがバウムテストです。

 

自由に描いてもらった木の絵からあなたのパーソナリティを判断し、

その人の持つものの考え方、思考のくせ、言葉で表現しにくい内面の気持ち、深層心理などを知るのです。

企業によっては就職試験などにも採用されており、病院で実施された場合、診療報酬(簡単に言うと治療費)に含まれます。

ちなみに検査料は認知機能心理検査として行う場合、3割負担で840円程度のお金がかかります。

企業や病院に採用されるということは、このバウムテストは占いやオカルトの類ではない、

きちんとデータ化されて信用できる検査のひとつです。

 

同じようなテストに「HTPテスト」というものがあります。

HTPテストは家と木と人の絵をそれぞれ描くテストですが、

バウムテストはその「木の絵」という部分をより重視し、深く掘り下げたものです。

HTPテストがどういうものかについては、HTPテストについての記事で説明していますので、そちらを読んでみてください。

 

では、次の後編にて、絵の分析に移っていきましょう。

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