バウムテスト 後編

  • 全体

では、ここから絵の分析に移っていきたいと思います。

まず、用紙の使い方について見ていきます。

紙は横向きですか?縦向きですか?

横向きの人は、現在、自分の置かれている状況に不満を抱いています。

縦向きの人は、特に可もなく不可もなくといった感じで、大きな満足も不満も抱いていないということです。

筆圧が強い人は積極的、攻撃的、活発で自己主張が強く、筆圧が弱い人は、消極的、無気力、不安があって引っ込み思案です。

影の描写などで筆圧を使い分けてるわけでなく、安定しない筆圧の人は情緒不安定で、

常軌を逸した行動を起こす場合もあるちょっと危険なメンタリティを持っています。

また、描くのが早い人は衝動的で短気、描くのが遅い人は慎重で気長という傾向があります。

 

木を描く順番は幹が最初でしたか?葉が最初でしたか?それとも地面を先に描きましたか?

幹を先に描いた人は安定的な性格をしており、葉を最初に描いた人は表面的な見栄えを気にします。

地面を先に描いた人は他者依存の傾向があります。

 

 

  • 木の位置や場所

さて、次に紙に対して木がどこにあるかというところに着目していきます。

紙の真ん中に描いた人は情緒が安定している人、

紙の右側に描いた人は自己肯定感が強い、他者支配的、紙の左側に描いた人は現実逃避的で内向的です。

上側に描いた人は飽きっぽく、空想しがち、夢見がちで、下側に描いた人は現実主義で実直な人です。

右上や左下など、斜め寄りに描いた人は以上の傾向をミックスした人になります。

 

では、木の大きさについて見ていきましょう。

紙に対して大きく木が描いてあるほど、自信に溢れて積極的であることを表しています。

小さければその逆で、何事にも自信がなく、引っ込み思案であるということです。

 

それでは木の視点はどこにあるでしょうか?

木を見上げた状態の視点の場合、その角度がきついほど卑屈でへりくだった性格であるということになります。

見下ろした状態の視点では、自信過剰で威張り散らす性格です。

まっすぐ真横であればどちらでもないニュートラルな性格です。

 

  • 木や幹、枝の様子

木は自身の自画像が現れているとされます。

きっちりとした左右対称は抗うつ傾向があり、自尊心が低く、不安を強く感じているという現れです。

左右非対称でぐにゃぐにゃと崩れていると、気分が安定せず、ヒステリックになりやすい傾向を示します。

 

幹はあなたの生命力を示します。

幹を真っ直ぐ描いた人は頑固で意固地、

幹が右曲がりである人は嫌と言えないお人よし、幹が左曲がりの人は引きこもり願望ありです。

幹に模様(樹皮)がある人は周りの視線を気にする人で、傷がある人はその人のトラウマを表します。

 

枝はあなたの知性や感情を表します。

枝が広がっている人は注意力散漫な人です。

枝が尖っていると批判的であったり、攻撃的であることを示します。

枝がぐにゃぐにゃ曲がっている人は妙なところでこだわるマニアックな性格であるでしょう。

 

花は異性を、実は子供を示しており、数が多いほどそれに関心のある人ということになります。

花がたくさんついた木を描いた人は浮気性かもしれません。

 

  • どうでしたか?

どういう結果があらわれたでしょうか?

もしかしたらとんでもない内面に気づいてしまったかもしれません。

バウムテストは被験者の深層心理を探るためのテストですが、

バウムテストをしたからといって深層心理のすべてがわかるわけではありません。

ここでやったものは、なんとなく「こういうものなんだ」くらいの感覚で結果を受け止めるのがいいでしょう。

どうしても正確に知りたいのであれば、近くの心療内科や精神科をたずねてみてください。

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